会長挨拶

東京都中学校特別活動研究会 会長 青木 由美子
   (小平市立小平第五中学校 校長)

 今年度より、東京都中学校特別活動研究会の会長となりました青木由美子です。特別活動の研究との出会いは、平成9年度東京都教育研究員特別活動部会に参加したことでした。それまでは、特別活動について本当に無知であったと 言わざるを得ません。その翌年の平成10年度に東京都教員研究生として、1年間学校を離れて特別活動について研究をすることになったことが、私の教育研究の始まりとなりました。指導主事として、特別活動の教育研究員の指導や研修会の企画運営を通して、特別活動の役割や課題、指導の在り方など特別活動についてたくさんのことを学ぶことができました。そして本研究会に大きく関わるようになったきっかけは、平成23年度に当時勤務していた東京都教職員研修センターで開催した東京大会でした。これらの機会を通して、多くの先輩方から学びながら特別活動の研究に取り組んできました。これからも特別活動のさらなる発展のために頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今年度は、改訂された学習指導要領において特別活動が先行実施を始めた年度です。新しい学習指導要領においては、特に、特別活動において「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」の3つが指導上の重要な視点として掲げられ、積極的に社会参画する力や話合い活動を通して合意形成や意思決定すること、役割分担して協力し合うことの重要性などが述べられています。また、日本の子供達の自尊感情の低さが指摘される中で、次代を担う子供達には、自分に自信をもたせ、将来への夢や希望の実現に向けて、生きる力の育成を図ることが大切であり、このことからもこれからの特別活動の役割を痛感しているところです。
 11月10日(土)には、第47回全日本中学校特別活動研究会・東京大会を開催しました。本大会は今回で47回目、東京での開催は14回目となりました。研究主題を「新学習指導要領実施への新たな特別活動の在り方」とし、学級活動の公開授業、分科会、記念講演などを通して、これからの特別活動の展望について学べる機会となりました。
 また、本研究会では研修会の開催や研究活動をすすめるとともに、東京都中学校生徒会長サミットを毎年開催しており、本年度12月26日(水)に第17回目の開催となります。毎年、都内の中学校から多くの生徒会役員や指導担当の先生に参加していただき、実践の紹介や分科会における情報交換や協議など内容も充実した会となっています。多くのご参加をお待ちしております。