明日12月6日(水)のNHKクローズアップ現代で、エジプトで行われているTOKKATSU(特別活動の英語訳の1つ)が特集されるそうです!
これは見逃せないですね!
東京都中学校特別活動研究会 会長 滝沢 二三雄
(品川区立鈴ヶ森中学校 校長)
今年度も、東京都中学校特別活動研究会の会長を継続することになりました滝沢二三雄です。今年度もよろしくお願いいたします。昨年度は第50回全日本中学校特別活動研究会東京大会を江戸川区において対面で開催することができました。多くの方のご参加をいただき大変盛況で有意義な会となりました。大会の研究主題でありました「学校教育を柱として支える特別活動の創造」については、コロナ禍から通常の教育活動へ戻る移行期間の中で、ますます重要性を増してきた特別活動の指導について研究を深めることができました。また、前日本特別活動学会会長の長沼豊先生による記念講演「自己肯定感を高める特別活動の役割」も大変わかりやすく、改めて特別活動の素晴らしさを確認できる内容でした。大変勉強になりました。
本会の活動としても夏の研修会・12月の生徒会長サミットを久しぶりに対面で実施することができました。生徒会長サミットについては昨年、一昨年とオンラインでの開催でしたので、画面越しの話合いでなかなか思うような意思疎通ができないこともありましたが、昨年度は実際に教室で対面での話合いに戻すことができたので以前のような活気と深まりのある生徒会長サミットになりました。お陰様で参加校も70校157名の生徒の参加がありました。また、オンラインで島しょからの参加もあり、これはコロナ禍でのオンライン開催の財産となりました。
さて、本研究会は、本年度も全日本中学校特別活動研究会や日本特別活動学会と連携を密にした研修会や東京都中学校生徒会長サミットの実施を柱として活動を進めてまいります。そして今年度は7月28日(金)の東京都教育委員会主催の特別活動カンファレンスに本会より2名の会員が事例発表を行うことになっており大変喜ばしいことです。是非このカンファレンスに積極的な参加をお願いいたします。特別活動においては「人間関係形成」「社会参画」「自己実現」の3つが指導上の重要な視点として掲げられています。学級活動、生徒会活動や学校行事などにおける班活動などを通して、多様な集団に所属して活動することで人間関係も多様になり、3つの視点を踏まえた活動が可能になると考えております。特別活動は新しい時代を切り開き豊かな心を育むために要となる活動です。また、国立教育政策研究所からも「中学校・高等学校特別活動指導資料」が公表され国立教育政策研究所のホームページからダウンロードできるようになっています。大変ありがたく心強いことです。特別活動研究会として今後も充実した情報が発信できるよう努めてまいりますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。